世界最小サイズの2.2×2.95×1.4ミリを実現した「PhotoMOSリレーRF 低C×R SONタイプ」

　同社は、１９８７年からＰｈｏｔｏＭＯＳリレーを展開している。０７年には内部構造をリードフレーム構造から基板構造へと革新した新工法で、従来品に比べ体積４３％の小型化と低Ｃ×Ｒの優れた電気的性能を実現した、世界最小サイズの製品を開発した。低出力端子間容量タイプ（Ｃタイプ）１品種を既に発売している。

　今回はＣタイプと低オン抵抗タイプ（Ｒタイプ）を各１品種ずつ追加発売し、品ぞろえを強化する。サイズは長さ２.２×幅２.９５×高さ１.４ミリ。

　ＳＯＮタイプは、計測・検査機器の信号切り替え用途に最適なＰｈｏｔｏＭＯＳリレーＲＦシリーズの最新・最小製品。同社は今後、ＳＯＮタイプをはじめとする市場リード製品の品ぞろえをさらに拡充していく。また、医療機器、家電などの新市場への広がりにも注力し、従来パッケージの新製品も年内に連続発売を予定している。

　ＳＯＮタイプの月１００万個の販売と、ＰｈｏｔｏＭＯＳリレー全体の売上げ４０％増を目指す。