電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月27日080627_02 三菱電機 半導体複合部品 機能モジュール 一般民生用

電源高調波を抑制するPSC内蔵したインバータ駆動用パワー半導体モジュール


 三菱電機は、インバータ駆動用パワー半導体モジュールDIP―IPMの新シリーズとして、従来外付けしていた機能を内蔵した「DIP―PSCシリーズ」8、10、15、20A/600V品を8月から順次発売する。サンプル価格は2000―3500円(税別)。量産は12月から開始する。

 新製品は、インバータ基板の電源回路で発生する電源高調波を抑制するため、DIP―IPMの電源側にPSC(ダイオードブリッジとスイッチング素子からなる部分スイッチ回路)を別に設けていたが、今回、業界で初めてPSCをDIP―IPMに内蔵した。

 また、DIP―IPM内のHVICを駆動させるためのブートストラップ回路は従来、外付けであったが、この回路を構成する高耐圧ダイオードと制限抵抗を内蔵している。

 さらにモジュールの温度保護に対しては、温度を検出するサーミスタを外付けしていたが、内部の温度情報をDIP―IPM内の制御素子LVICから外部に出力する機能を搭載した。

 同社では今後、電流容量を広げ、白モノ家電向けにDIP―PSCシリーズのラインアップの拡充を図ることにしている。


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