微少負荷に強いプリント基板実装型の照光式押ボタンスイッチ「KC小型ライトスイッチ」

　サンミューロン（東京都品川区、川島敬久社長）は、微少負荷に強いプリント基板実装型の照光式押しボタンスイッチ「ＫＣ小形ライトスイッチ」を開発、７月１日から販売開始する。こだわりの形状、操作感、構造を兼ね備えている。

　 外形寸法は、「１０ミリ角形、照光部１０ミリ角×本体高さ１８ミリメートル」と「１２ミリ角形、照光部１２ミリ角×本体高さ１８ミリメートル」。使用周囲温度はマイナス１５度−プラス５０度Ｃ。使用周囲湿度は８０％ＲＨ以下。取り付け方法はプリント基板方式。

　 特徴は、形状面では高級感のあるスリーピースボタンサイズで、本体高さ１８ミリメートルの短胴構造。同じ本体高さで２種類のボタンサイズ（１０ミリ角と１２ミリ角）を用意しているため、統一感のあるパネルデザインが可能となっている。

　 操作感は、手触りにこだわったＲ面処理とソフトなタッチ感で快適な操作感を生み出している。

　 構造面では、接触信頼性の高いツイン接点の採用と、ごみなどの影響を受けにくい防塵構造。オプションで、パネル取り付け面の化粧フランジも用意している。ＲｏＨＳ指令対応品。

　 用途は半導体製造装置、工作機械、通信機器、監視制御装置、放送機器などとなっている。

　 標準価格は、ＬＥＤ単色発光が５７５円から７１５円、ＬＥＤ２色発光が６５０円から９２５円。年間販売数は３万個を予定している。