電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月23日080623_01 三菱電機 ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

産業機器のモーターをインバータ駆動するトランスファーモールドタイプのパワー半導体モジュール「1200VDIP-IPM Ver4シリーズ」5品種


 三菱電機は、パッケージエアコンや産業機器のモーターをインバータ駆動するトランスファーモールドタイプのパワー半導体モジュールとして、高耐圧の「1200VDIP―IPM Ver4シリーズ」5品種を開発、10月から発売する。サンプル価格は3500円から。量産は10月から開始する。

  新製品は、絶縁方式に熱伝導率の優れた絶縁シートを採用したことで、モジュールとパワー素子間の熱抵抗を従来比約30%低減させて温度上昇を抑え、パワー素子に独自開発の低損失の第5世代LPT―CSTBTを搭載している。

  これで、パッケージサイズを実装面積で30%小型化するとともに、1200VのトランスファーモールドタイプのDIP―IPMとして業界最大の定格電流35Aを実現した。

  また今回、短絡保護回路の検出電流がパワー素子のコレクタ電流の数千分の1程度で済む方式を採用した。さらに温度検知機能として、内部の温度情報をモジュール内の制御素子LVICから外部に出力する機能を搭載している。

  これにより、シャント抵抗に定格電力が小さい抵抗を使用でき、外付けの温度を検知するサーミスタが不要となるため、インバータ基板の小型化と低価格化が図られる。


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