080620_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月20日 |
080620_01 |
日本アンテナ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
移動体通信機器用 |
エレメント部が逆3段ロッド式の収容面積を大幅削減した携帯端末用アンテナ
日本アンテナは、携帯端末用のワンセグ受信用アンテナ2機種を開発した。
新製品のうち1機種は、携帯端末の小型化、薄型化に対応するため、既に市場で実績のある屈曲機構付き2段式伸縮アンテナの屈曲機構部をさらに細径化し、併せてエレメント部を逆3段ロッド式にしたタイプ。
細径化で屈曲部への負担を軽減し、同社従来品比で伸長時の長さを約40%アップするとともに、アンテナの収納容積は約50%に削減した。
もう1機種は、屈曲・回転機構付き2段ロッド式。従来の2段ロッド式の屈曲部をさらに細径化しながら、同時に伸縮機能を持たせることで、端末内部のアンテナ収納スペースにおける屈曲部の占める割合を減らした。
バリエーションの3段ロッド式には、屈曲部伸縮寸法差が3倍となる、3.5段式ともいえる新機構の開発に成功した。
この機種もエレメント部を逆3段ロッド式とすることで、細径化による屈曲部への負担を軽減した。同社従来品比で伸長時長さを約46%アップしながら、収納容積を24%削減した。
携帯端末に干渉させずにアンテナの屈曲部を自由に回転させるためには、端末に収納されるトップ寸法より長い必要があったが、新製品の3.5段式アンテナの屈曲部伸縮機能は、従来の収納スペースのままで、屈曲部が端末より外へ飛び出し、全方向360度屈曲が自由にできる。
ワンセグ携帯端末の需要拡大が見込まれる中、メーカーへのセールスプロモーションをかけていく方針だ。 |