080618_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月18日 |
080618_03 |
沖電線 |
接続部品 |
プリント配線基板 |
一般産業用 |
自由な3次元形状を保持したまま配線を可能にする業界初の立体形状FPC
沖電線は、自由な3次元形状を保持したまま配線を可能にする業界初の「立体形状フレキシブルプリント配線板(立体形状FPC)」を開発、販売開始した。
任意の角度での波形、凸凹、スパイラル、曲面など自由な形状デザインが可能。波形や凸凹により、実装部品に触れることなく、空間をブリッジ配線させることや、機器内の多段に組み込まれた基板間を縫う立体配線が可能となる。スパイラル形状は360度全方向への可動が可能だ。曲面形状の応用により、新形態センサーモジュールの創出も期待している。回路パターンなどは従来のFPCと同様のデザインルールを適用している。
同FPCは、日油(東京都渋谷区)が開発したグラフトポリマーを用い、沖電線と日油が共同開発した。優れた電気的特性(低誘電率2.5、低誘電正接0.001)を有し、マイクロ波クラスの高周波伝送回路形成も可能だ。
量産時販売目標は月産1万本。FPC厚さMin110マイクロメートル。形状保持力500mN以上。
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