080618_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月18日 |
080618_04 |
NTN |
ユニット |
その他モジュール |
自動車機器用 |
エンジンの補機ベルトに使用されるアイドラプーリとして、軽量で長寿命な補機用高温樹脂プーリユニット
NTNは、エンジンの補機ベルトに使用されるアイドラプーリとして、軽量で長寿命な「補機用高温樹脂プーリユニット」を開発した。2010年に年間4億円の販売を目指す。
新製品は、従来の樹脂プーリユニットから軸受外輪の放熱面積を増加させ、軸受外輪温度を低下させることに成功。さらに長寿命グリースの開発で、従来の樹脂プーリユニットと比べ2倍以上、鉄プーリユニットと比べても同等以上に軸受寿命を向上させた。重量は従来の鉄プーリユニットと比べ65%低減している。
また、軸受外輪挿入部の樹脂容積の増加、および軸受外輪に施したクリープ防止溝の形状を見直し、外輪とプーリが滑る(クリープ)耐力を、従来の樹脂プーリユニットと比べ2.2倍に高めることで、大幅な性能向上を図った。
従来の樹脂プーリユニットは放熱性が悪く、軸受が高温になりやすいため、軸受のグリース寿命を著しく低下させるほか、高温になると樹脂と鋼の線膨張差から外輪とプーリが滑る(クリープ)現象が起きてプーリから軸受が外れる危険性があり、これらの課題の解決が望まれていた。
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