080618_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月18日 |
080618_02 |
TI |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
PWM搭載した中間電源バスシステムに最高97%のシステム効率を実現するDCトランス制御の電源コントローラ「UCC28230」
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、PWM(パルス幅変調器)を搭載した最先端のパワー・マネジメント・コントローラ機能を活用して7−12Vの非安定化出力電圧を提供する中間電源バスのシステムに最高97%のシステム効率を実現するDCトランス制御の電源コントローラ「UCC28230」を発表した。現在、出荷中で量産は今月に予定されている。価格は1.20ドル(1千個受注時の参考単価)。
新製品は、ハーフ・ブリッジおよびフル・ブリッジの各制御方式をサポートしている。また、トランスの磁気飽和を防止する固定の電圧制御、または固定周波数で動作するなど、トランスをより小型化するための機能が内蔵されている。
起動時には出力インダクタのリップル電流を制御する周波数制御電圧機能で動作するため、小型で安価なインダクタが使用できる。
2次側の同期整流回路の設計や回路構築に役立つ1−D出力機能も備えており、スタートアップ時、シャットダウン時および過度状態の場合に最適な同期整流回路への制御機能を維持できる。
入力ロックアウト、過熱シャットダウン保護、サイクルごとの過電流保護をはじめとする保護機能も持っている。
「UCC28230」は、複数の降圧コンバータを負荷に接近して配置する分散型電源システムで高いエネルギー効率、高い電力密度、低いシステムコストを提供し、通信データ通信システム内などでの中間電源バスの電源システムを実現できる。
パッケージは、放熱特性を拡張した3×2ミリメートル角の12ピンSONと14ピンTSSOPで供給される。
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