080616_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月16日 |
080616_01 |
ルビコン |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
細径形状で高リプル電流、超寿命を実現したアルミ電解コンデンサ「ZLJシリーズ」
ルビコンは、成長分野に向けて、細径の形状で高リプル電流、長寿命を実現したアルミ電解コンデンサ「ZLJシリーズ」を開発した。薄型化が進む液晶テレビのインバータ、地球温暖化対策で照明機器として市場が拡大しているLED照明などをターゲットに、サンプル出荷を開始した。量産は8月から。
新製品は、同社従来品の「ZLHシリーズ」と同等の寿命と低インピーダンスを保証しながら、最大で1.3倍の定格リプル電流を実現した高リプル、長寿命を特徴としたもの。
新たに開発した高耐リプル、長寿命電解液と低密度セパレータの採用により、高性能を実現した。従来の「ZLHシリーズ」との対比では、同一定格リプル電流であれば、1サイズ小型化が可能となり、機器の信頼性、長寿命特性を維持しながら、小型化に大きく貢献することができる製品。
サイズは5φ×11―10φ×25ミリメートルと細長形状の仕様で、これにより、特に高さ方向での高密度実装化を推進できるメリットがある。
アルミ電解コンデンサは小型、大容量を特徴としており、特に低ESR、高リプル電流、長寿命、高電圧の製品の市場が拡大している。中でも細径で長尺形状の製品は、基板への挿入後にL字リードにすることで、実装高さを低背化でき、薄型化を要求するアプリケーションで需要が増加している。今回の製品は特に液晶テレビ、LED照明に適した仕様として開発した。
定格電圧は10―50V。静電容量は27―2200マイクロF。保証寿命は7000―1万時間。インピーダンスは0.024―0.48Ω(20度C、100キロヘルツ)。 |