080602_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月2日 |
080602_02 |
アナログ・デバイセズ |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
自動車機器用 |
電気ハイブリッドカーシステム向け低消費電力のデジタル・アイソレータ・ファミリー「ADuM1xxxW」
アナログ・デバイセズは、電気性能要求が厳しい自動車環境で動作するように設計されたデジタル・アイソレータ・ファミリー「ADuM1xxxW」を発表した。
新製品は、2チャンネルのADuM120xW、3チャンネルのADuM130xWと4チャンネルのADuM140xWがあり、現在、サンプルおよび量産出荷中。価格は、OEM受注量でチャンネル当たり0.55ドルから(米国における参考価格)となっている。
新製品は、モーター駆動やバッテリ・マネジメント・システムといった電気ハイブリッドカーシステム向けに開発したもの。同社のiCouplerデジタル・アイソレーション技術を、新しい電気ハイブリッドカーの信頼性や品質要求に適合するように組み合わせることによって実現している。
ハイブリッドカーのバッテリは、600Vを超える電圧で動作することがあり、通常の車内エンターテインメント、セーフティ・システム、パワー・トレイン・システムを駆動する低電圧の信号とは異なるため、電子回路を絶縁分離する必要がある。
これまでのアイソレーションはフォトカプラー方式を用いていたが、この方式では、105度Cを超える温度での管理や動作は困難だった。
新製品は、AEC―Q100認定のマイナス40度―プラス125度Cと自動車用温度規格に準拠した初のデジタル・アイソレータで、フォトカプラーの限界を取り除くだけでなく、90%も少ない消費電力でアイソレーションが行える。
パッケージは、8ピンナローSOICまたは16ピンワイドSOICで供給される。 |