080523_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月23日 |
080523_01 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般民生用 |
液晶パネル付用途向けLCDドライバーと大容量フラッシュメモリーを内蔵した高性能で低消費電力の16ビットマイコン「R8C/Lxシリーズ」
ルネサス テクノロジは、産業、民生機器や健康機器などのバッテリ駆動機器など、液晶パネル付きの広範囲な用途向けにLCDドライバーと、大容量フラッシュメモリーを内蔵した高性能で低消費電力の16ビットマイコン「R8C/Lxシリーズ」を開発した。
第1弾として、最大128キロバイトの大容量フラッシュメモリーを内蔵し、低消費電力化と周辺機能強化により使い勝手を向上したR8C/L3AA、R8C/L38Aグループなど合計8グループ、32品種を製品化し、7月から順次サンプル出荷を開始する。
量産は09年1月から順次開始し、2010年1月には8グループ合計で月70万個を予定している。サンプル価格は270―395円。
新製品内蔵のLCDドライバーは、低電圧生成回路を内蔵しており、LCD用外部電源が不要となるため、部品コストを低減できる。また、従来はドットマトリックスLCDにだけ搭載していた指定画素点滅機能を内蔵しており、消費電力を低減できる。電源制御回路と低消費電力モードを新規に搭載し、さらなる消費電力を実現している。
さらにデータフラッシュを内蔵している。これは、外付けのEEPROMなどに格納しているデータをマイコン内部に格納するための独自の内蔵フラッシュメモリーで、バックグラウンドオペレーション機能を搭載しており、データフラッシュの書き込み消去中でもCPUは命令を実行できる。最低動作電圧は1.8Vに低電圧化しており、1.8―5.5Vの幅広い範囲で動作する。
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