080521_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月21日 |
080521_02 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
デジタル情報家電用 |
従来のCISCマイコンを統合した次世代ハイエンド機器向け高速・高性能を追求した32ビットマイコン「RX600シリーズ」
ルネサス テクノロジは、新CPU「RXファミリー」に、ハイエンド機器向けに高速・高性能を追求した32ビットマイコン「RX600シリーズ」と、低消費電力を追求した16ビットマイコン「RX200シリーズ」の2シリーズを開発。第1弾製品として、RX600シリーズを09年第2四半期にサンプル出荷する予定だ。
RXファミリーは、同社既存の16ビットと32ビットのCISCマイコンを統合した次世代マイコンで、顧客ニーズに最適な製品群をラインアップしていくことで、マイコン事業のさらなる強化を図る。
RXは、200メガヘルツ動作が可能なCPUコアで、5段パイプラインとプログラム読み出し、データ書き込みを並列に実行できるハーバードアーキテクチャを採用している。
これにより、1.25MIPS/ヘルツ以上の高処理性能を実現する。
また、命令セットを最適化し、コード効率を既存品と比較して30%以上の効率向上を図っている。
さらに、独自のMONOS型フラッシュメモリーを搭載している。このフラッシュメモリーは、業界最高速の100メガヘルツでの1サイクル読み出しが可能で、プログラムの高速読み出しと大容量化を実現しているため、プログラムサイズの増大に対応できる。
加えて、既存製品で実績のあるタイマー、シリアルインターフェイス、AD/DA変換器などの周辺機能を内蔵している。 |