080521_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月21日 |
080521_03 |
アルテラ |
半導体集積回路 |
セミカスタムIC |
通信インフラ用 |
トランシーバを内蔵する40ナノプロセスによる業界初のFPGA「StratixW」と新ASIC"HardCopyW”
米アルテラ(ジョン・ディナCEO&会長)は19日(日本時間20日)、40ナノメートルプロセスによる業界初のFPGA「StratixW」と新ASIC“HardCopyW”の製品化を発表した。同時に開発ソフトウエア「QuartusUv8・0」も発表、これら40ナノメートルの新製品群をサポートする。StratixWのサンプル出荷開始は08年第4四半期としている。
発表された40ナノメートルの新製品は、いずれもトランシーバを内蔵する製品ファミリーを持ち、従来品を上回る集積度と性能をより低い消費電力で提供できる。
製造は台湾のTSMCで実施する。
FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)のStratixWは、現行のStratixVの2倍の最大68万個のロジックエレメント数を持ち、現在、市場で提供されているFPGAでは最大規模。また、HardCopyWはStratixWと同等の集積度を持ち、最大1330万個のゲートを備えている。
対象アプリケーションはワイヤレス通信、ワイヤライン通信、軍用、放送分野となっている。
「40ナノ製品は、これまでの業界の常識をガラリと変えるもの。使用エリアを50―90%シュリンクでき、顧客は選択の幅を広げられる。日本およびワールドワイドでアルテラのシェアを伸ばしてくれるだろう」(マーケティング担当、ジョーダン・プロフスキー上級副社長)。
HardCopyW・ASICを使用した顧客のデザインは、09年第3四半期に予定されている。 |