080424_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月24日 |
080424_03 |
東芝 |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
携帯電話や家電製品などのセンサー類を搭載した機器向けセンサーから取り込んだ情報を処理するアナログ回路とこれをソフトウェアで制御する機能を1チップ化した業界初のアナログ回路内蔵のマイコン
東芝は、携帯電話や家電製品などのセンサー類を搭載した機器に使用する業界初のソフトウエア制御を用いたアナログ回路内蔵のマイコンを開発した。
このマイコンは、加速度や湿度などセンサーから取り込んだ情報を処理するアナログ回路と、これをソフトウエアで制御する機能を1チップ化した新しいコンセプトの製品。
これまで負担となっていたセンサー素子やアプリケーションのモデルごとに行われる基板作製で部品点数を20%から50%の削減が可能で、調整などの開発効率を20%から50%向上させることができる。
今後、加速度センサーや圧力センサーなどからの入力を想定したマイコンの開発を進め、今年末からサンプル出荷を行う予定にしている。
主な特徴は、ブリッジタイプのセンサーからの検知信号を直接取り込むことができ、ソフトウエアでオフセット補正、平均化処理などの検知信号の調整や補正が可能だ。
また、検知信号の値による動作制御、検知タイミングの設定、出力形式の設定などアプリケーションに応じた動作を実現。さらに、ソフトウエアを書き換えることで、実装後の機能変更などにも容易に対応できる、などだ。
主な仕様は、最大動作周波数が4メガ―5メガヘルツ 、400キロヘルツ (高周波、低周波ともに内蔵)、内蔵ROM/RAMはフラッシュ16キロバイト、RAM256バイト、動作電圧は2.2―3.6V、パッケージは、5.3ミリ角のVQON44と3.5ミリ角WLCSP。
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