080423_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月23日 |
080423_02 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般民生用 |
スピーカ間の距離が短くても十分なステレオ/サラウンド感を実現する独自の音響技術「eala Stereo Expander」を搭載したデジタルシグナルプロセッサ「NJU26040-16A」
新日本無線は、ドッキングスピーカやラジカセ、ミニコンポなどの機器で、十分なステレオ感やサラウンド感を実現するオリジナル音響技術「eala Stereo Expander」を開発。同技術を搭載したデジタルシグナルプロセッサIC「NJU26040―16A」のサンプル出荷を開始した。
「eala Stereo Expander」は、二つのスピーカーの距離が5―20センチ程度と比較的狭いドッキングスピーカやミニコンポ、テレビなどの2チャンネルスピーカシステムAV機器向け音響技術。
これらスピーカの間隔の狭い機器では十分に得ることができないステレオ効果を聴感上、「5倍以上のステレオ音像感」(同社)を実現。5―10センチ、10―20センチとスピーカ間隔に応じた二つの補正モードがある。
eala Stereo Expander搭載の「NJU26040―16A」では通常、モノラル処理を行う低音処理を左右独立して別個に処理し、低域でもセパレーションを損なわない「Dynamic Bass Boost」を採用している。
また同製品には、同社オリジナル3Dサラウンド技術「eala」も搭載。一つのICで、ステレオとサラウンド双方の音像を実現できる。
入力ポートは三つあり、各入力ポートの接続はセレクタではなく、ミキサーを使用。携帯型デジタルオーディオの音楽と携帯電話の通話音声を同時に再生することも可能だ。プログラム用メモリーにはOTP(1回書き込み可能)メモリーを採用し、小ロット受注時でもファームウエアのカスタマイズに対応できる。
パッケージは32ピンSSOP(11.0×7.6×1.15ミリサイズ)。5月から量産を開始する。サンプル価格は1000円。 |