080422_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月22日 |
080422_02 |
サンケン電気 |
半導体素子 |
ディスクリート |
一般民生用 |
機器搭載のスイッチング電源の過熱保護用温度検知にSBD(ショットキー・バリアー・ダイオード)を内蔵した高速整流ダイオード「FMKSシリーズ」3品種
サンケン電気は、機器搭載スイッチング電源の過熱保護用に、温度検知のSBDを内蔵した高速整流ダイオード「FMKSシリーズ」(3品種)を開発、今月末からサンプル出荷を開始する。
サンプル価格は、5AタイプのFMKS―2052で150円。量産出荷は5月初めの予定。月産5万個でスタート、09年初めに月産50万個を計画する。
一部のオーディオやプリンタなどの電源には、過熱による破損防止のための過熱保護用回路を搭載、サーミスタなどの感熱素子で過熱を検知し、1次側へフィードバックすることで電源を保護している。この方法では過熱検知のタイムラグがあり、急激な温度変化対応が難しく、発熱素子の熱結合良い取り付けが必要。
これに対し、FMKSシリーズは、高温時に逆方向漏れ電流が増加するSBD(ショットキー・バリア・ダイオード)を2次側の高速整流ダイオード(FRD)チップ上に形成し、この温度特性の利用でFRDの温度ダイレクトに検知する。これにより、感熱素子が不要となり、コストを削減し、過熱保護設計を簡略化できる。
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