080417_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月10日 |
080417_03 |
日本ケミコン |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
従来品の8Φx8ミリサイズに比べ静電容量とESR特性を維持しながら6.3Φx8ミリと35%の小型化をはかり耐久性105度C5千時間を保証するリードタイプの導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ「PSEシリーズ」
日本ケミコンは、従来品に比べ35%の小型化、耐久性105度C5千時間を保証するリードタイプの導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ「PSEシリーズ」を開発した。ケミコン米沢で量産する。
新製品は、リードタイプの主力である「PSCシリーズ」の8φ×8ミリメートルサイズに対して、静電容量、ESR特性を維持しながら、6.3φ×8ミリメートルサイズに小型化したもの。
最新の高容量電極箔を採用するとともに、構成材料や重合方法の見直し、最適化を進め、容量出現率を向上させ、ESR特性の維持に成功した。
また、従来品が105度C2千時間保証だったのに対し、105度C5千時間保証へと耐久性を拡大。しかも5千時間後のESR保証値を初期規格以下とすることで、信頼性をさらに高めている。定格電圧2.5―6.3Vで、470―820μFの静電容量をカバー。ESRは7―8ミリΩ。
5月からは、低背化ニーズに対応して8φ×6ミリメートルサイズ品を追加し、サンプル対応を図る。
同社は、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサとして「NPCAP」でチップ、リードの両タイプをシリーズ化し、10年余りの実績がある。特にCPU周りでの採用で定着化し、現在、マザーボードの各種回路、さらには汎用のスイッチング電源に市場が広がっている。
同社における「NPCAP」のリードタイプは60―70%の生産比率。今回の新シリーズの戦列化で、さらに生産規模を拡大する。
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