080415_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月15日 |
080415_03 |
ルネサス |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
PCやサーバー・デジタル家電などの電源ユニットの力率改善(PFC)用途向け全負荷領域で高い電源変換効率を実現する臨海モードインターリーブ方式のPFC制御IC「R2A20116」
ルネサス テクノロジは、PCやサーバー、デジタル家電などの電源ユニットの力率改善(PFC)用途向けに、全負荷領域で高い電源変換効率を実現する臨界モードインターリーブ方式のPFC制御IC「R2A20116」を開発、6月からサンプル出荷を開始する。
サンプル価格は130円。量産は10月から月50万個で開始し、09年10月には同150万個を予定する。
PFC制御ICは、AC整流回路にある複数の外付けスイッチング用MOS FETを駆動して、整流回路の電流を制御することで、AC入力波形を成形する。
新製品は、これらのMOS FETをマスターとスレーブの2系統の信号で高精度に制御するインターリーブ動作を採用するとともに、独自開発のマスター・スレーブ制御回路を搭載している。
これにより、複数のMOS FETを一つの信号で駆動するシングルモード方式と比べ、出力リップル電流を4分の1以下に抑えることができ、臨界モードで動作することで、昇圧ダイオードでの損失低減や電源ラインのノイズを抑えることができる。
また、軽負荷時にスレーブ側のMOS FET駆動信号を停止する機能や出力電圧を調整する機能を備えており、高い変換効率を実現できる。さらに、入力AC電圧が低下した時に動作を停止する機能や、2系統の過電圧回路など多種類の保護回路を内蔵している。
パッケージは、面実装パッケージSOP―20と挿入タイプのDILP―20で供給される。
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