080312_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月12日 |
080312_01 |
オムロン |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
デジタル情報家電用 |
独自のスイッチ機構を採用し外形寸法3.0x3.5x0.9ミリと小型ながらトータルストローク1.4ミリ、オンストローク1.2ミリを確保した垂直レバータイプで世界最小クラスのサーフェスマウントスイッチ「D3SK」
オムロンは、垂直レバータイプで世界最小クラスのサーフェスマウントスイッチ「D3SK」を開発した。独自のスイッチ機構を採用し、外形寸法3.0×3.5×0.9ミリと小型ながらトータルストローク1.4ミリ、オンストローク1.2ミリを確保。DSC、携帯電話、DVC、DVDなどのメカ設計を容易にした。今月末からサンプル出荷を開始し、4月10日から発売する。
D3SKは、06年夏に発売した斜めレバータイプの世界最小サーフェスマウントスイッチ「D3SH」に続く、鉛フリー、リフローハンダ対応のサーフェスマウントスイッチの第2弾。オムロン倉吉で、月産50万個の量産を開始した。1年後には、倍の同100万個に増やす予定。
レバー形状をツメ形の垂直レバータイプにして、レバーに対し垂直方向の操作位置がばらついても、スイッチの動作位置を一定にした。これにより、ユーザーの使い勝手が向上した。
構成部品は端子をインサート成型したベース、接点バネ、レバー、カバーからなる。接点バネに可動接点とスイッチ復帰の両方の役割を持たせる独自のスイッチ機構を採用している。
3.0×3.5×0.9ミリの世界最小クラスの超小型化、超薄型化しながらトータルストローク1.4ミリ、オンストローク1.2ミリのロングストロークを実現、メカ設計を容易にした。電気的製品寿命は10万回以上となっている。
従来のD3SHでJベント端子だったハンダ付け用端子をLベント端子に替えて、ハンダが斜め形状になるようにし、ハンダ付け後のハンダ検査をしやすくした。
レバー検知方向右/左、接点構成ノーマルオープン/ノーマルクローズ、位置決めボスあり/なしの全8品種を取りそろえた。
DSCのメモリーカードのスロットカバーやレンズカバーの開閉検知用、携帯電話のキーロック用、マイクロモード切り替えスイッチ、DVCのディスプレイ開閉位置検知、カセットホルダーの開閉用、内部メカ検知用、DVDレコーダ/プレヤーのトレイの開閉メカ検知用、光ピックアップの位置検知用などの需要を見込んでいる。 |