080227_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月27日 |
080227_03 |
富士通 |
半導体集積回路 |
専用IC |
デジタル情報家電用 |
メーンCPUにARM1176JZF-Sを採用し欧州のHD(高精細)放送向けにMPEG-2とH.264双方の映像圧縮方式に対応したデコード処理を行うフルHDマルチデコーダLSI「MB86H60」
富士通は、欧州のHD(高精細)放送向けにMPEG―2とH・264双方の映像圧縮方式に対応したデコード処理を行うフルHD(1920ドット×1080ライン)マルチデコーダLSI「MB86H60」を開発、5月末からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は5000円。
新製品は、欧州での現行MPEG―2方式によるSD放送および次世代のH・264方式によるHD放送に対応する。
メーンCPUにハイパフォーマンスなARM1176JZF―Sを採用し、テレビやセットトップボックスで必要とされるシステム制御や、テレテキスト、字幕、JPEGデコードなど、様々なアプリケーションに対応する。
また、外付けワークメモリーとして16ビット幅のDDR2―SDRAM667を2個接続するだけで、CPUによるシステム制御やデジタル映像のデコード処理など、このLSIの機能すべてを利用できるため、システム構成時のコストを抑えることができる。
さらに、映像ポートを4本持っているため、テレビ放送などの映像を記録するパーソナルビデオレコーダへの接続や、欧州での一部のデジタル放送視聴に必要な限定放送受信カードへの対応、その他外部機能との幅広い連携が可能となっている。パッケージは、484ピンPBGAで供給される。 |