嵌合時のロック構造にハーフロック方式を採用しDVCやDSCなどの小型AV機器や携帯電話などの高画質・高品質化に最適なHDMI規格タイプCに準拠した「HDMI規格Cレセプタクル」

　ＳＭＫは１５日、ＨＤＭＩ規格タイプＣに準拠した「ＨＤＭＩ規格タイプＣ　レセプタクル」を開発、販売開始したと発表した。サンプル価格は１００円。

　ＤＶＣやＤＳＣなどの小型ＡＶ機器の高画質・高品質化に伴い、１０８０ｐ伝送に対応した外部接続用コネクタへの要求が高まっている。

　新製品は、１本のケーブルでデジタル映像・音声・制御信号を高速伝送可能なＨＤＭＩ規格で小型ＡＶ機器向けに策定された、ＨＤＭＩ規格タイプＣ準拠のコネクタ。差動インピーダンス１００Ωにマッチングし、高速伝送に対応する。ＤＶＣなど、小型ＡＶ機器の外部接続用に最適だ。

　奥行き６.９ミリメートルで基板実装面積の省スペース化を図っている。嵌合時のロック構造はハーフロック方式を採用。ネジ止め用フランジにより、こじり強度アップを図った。フランジの有無、シェルの基板取り付け部（ＳＭＫ、ＤＩＰ）のレパートリをそろえている。

　自動マウント対応でエンボステーピング方式による供給。ＲｏＨＳ指令適応品。

　用途はＤＶＣ、ＤＳＣなどの小型ＡＶ機器や携帯電話など。

　主な仕様は、電流容量０.５Ａ。定格電圧ＡＣ４０Ｖ（ＲＭＳ）。接触抵抗３０ｍΩ以下。絶縁抵抗ＤＣ５００Ｖ　１００ＭΩ以上。耐電圧ＡＣ５００Ｖ　１分間。差動インピーダンス１００Ωプラスマイナス２５％。使用温度範囲はマイナス４０度―プラス８５度Ｃとなっている。挿抜耐久性5000回。