080214_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月14日 |
080214_02 |
TDK |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
パソコン・OA機器・LAN用 |
出力容量3Wを39x9x4.8ミリの小型低背で達成したノートパソコンやカーナビなどの液晶パネルのバックライト用インバータに搭載される高信頼性の高圧トランス
TDKは13日、高信頼性のインバータトランスを開発し、量産を開始したと発表した。生産能力は月間200万個。サンプル価格は100円となっている。
新製品は、ノートパソコン、カーナビなどの液晶パネルのバックライト用インバータに搭載される高圧トランスとして開発した。
巻線に使用するワイヤに、従来の銅線に比べ同等の太さで30度−40度Cの高耐熱化を実現した高耐熱ワイヤを採用し、内部接続部をハンダ接合に代わってレーザー接合で接続するなど、製造方法を根本的に見直し、新しい材料とプロセスを用いることで高信頼性を実現した。
高耐熱ワイヤとレーザー接合のコンビネーション採用は、同社が販売実績を伸ばしている自動車向けコモンモードフィルターに次ぐもの。
高効率フェライトコアの採用と合わせ、ボビンはセレクションレスに設計することで、出力容量3Wを39×9×4.8(高さ)ミリメートルの小型、低背化で達成した。
リーケージインダクタンスは150−300ミリH。使用温度範囲は、カーナビなどの自動車環境にも耐えるマイナス30度−プラス130度Cとなっている。
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