080207_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月7日 |
080207_01 |
TDK |
受動部品 |
フィルタ |
デジタル情報家電用 |
携帯電話やモバイル機器などの大容量データを高速信号化して取り扱う高速差動伝送ラインのノイズ対策として業界最小となる0605タイプ薄膜コモンモードフィルター
TDKは6日、高速データ伝送ラインのノイズ対策として、業界最小となる0605タイプ薄膜コモンモードフィルターを開発、4月からサンプル出荷を開始すると発表した。サンプル価格は100円。
このフィルターは、携帯電話、携帯音楽プレヤーなどのモバイル機器で、高画質の画像や動画などの大容量データを高速信号化して取り扱う高速差動伝送ラインのノイズ対策を、高密度実装化に対応して実現するために開発したもの。
同社の薄膜磁気ヘッドの微細パターン導体形成技術、成膜技術などを応用することによって、0.65×0.5×0.3(厚さ)ミリメートルサイズを実現した。
定格電圧は10V。定格電流は50−100ミリA。
同社はこれまで、薄膜コモンモードフィルターとして1005サイズ、2012サイズ、さらに2ライン対応アレイタイプの1608サイズなどを販売してきた。既に携帯電話の液晶ラインをはじめ、携帯音楽プレヤーなどで実績を伸ばしており、今後の高密度実装化の進展を踏まえ、0605サイズ品を開発した。
同フィルターは1005サイズ品に比べ、体積で約2分の1、実装面積で35%の省スペース化を実現している。
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