080129_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月29日 |
080129_05 |
京セラ |
受動部品 |
フィルタ |
移動体通信機器用 |
独自開発の酸化亜鉛系バリスタ材料を使用した1608サイズのESD保護機能付4連EMIフィルタアレイ「KVA16シリーズ」を開発
京セラは、ESD保護機能付き4連EMIフィルタアレイで業界最小の1608サイズの「KVA16シリーズ」を開発し、3月から量産を開始する。
携帯電話の信号ライン用やデジタル機器のバスラインなどモバイル機器向けに供給する。既に07年12月からサンプル出荷を始めている。鹿児島国分工場で月産能力1千万個でスタートする。
「KVA16300C25」〔カットオフ周波数300メガヘルツ〕、静電容量値25ピコF、減衰量25デシベルmin(800―1000メガヘル
ツ )/20デシベルmin(1.0―2.0ギガヘルツ)、定格電圧5V、バリスタ電圧16―24Vと「KVA16200C35」(200メガヘル
ツ 、35ピコF、30デシベルmin〔800―1000メガヘルツ〕/20デシベルmin(1.0―2.0ギガヘルツ)、5V、10―16Vの2品種を取りそろえた。
同社従来品の2012サイズ品「KVA21シリーズ」と比べ実装面積を約半分にできる。KVA21シリーズ同様、米国子会社AVX社が独自開発した酸化亜鉛系バリスタ材料を使用。高精度電磁界シミュレータを用いた最適設計により、業界最小の小型化とともに、800メガヘルツ―1ギガヘルツの範囲で25デシベル以上、 1―2ギガヘルツの範囲でも20デシベル以上の高減衰特性と安定した静電気保護機能を実現した。クロストークも広帯域で20デシベル以上の高減衰特性を得た。 |