080128_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月28日 |
080128_01 |
新日本無線 |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般民生用 |
マイナス8デシベルの低ノイズ化でピュアオーディオの高音質に対応するオーディオ特性を実現したミドルエンドクラスのAVアンプや2チャンネルオーディオ向け新世代コア搭載の電子ボリュームIC3種
新日本無線は、電子ボリュームICの新世代コアを開発し、同コア搭載の新製品3種の発売を開始した。
新世代コアは、ピュアオーディオの高音質に対応するオーディオ特性を誇り、ミドルエンドクラスのAVアンプや2チャンネルオーディオへの提案を行う。
同社はこれまで、電子ボリュームICとして主にミニコンポやカーオーディオ向け製品を開発、販売してきた。開発した新世代コアは、従来製品よりも音質を重視し、AVアンプなどよりハイエンドのAV機器をターゲットにした。
オーディオ特性は従来品に比べ、マイナス8デシベルの低ノイズ化、歪みも1ケタ程度改良し、「低音の鳴りが、特に良くなるなどの音質向上を図ることができた」(同社)という。ボリュームの設定範囲はプラス31.5―マイナス95デシベルで、0.5デシベルステップでの設定が可能だ。
新製品の一つ、入力セレクタ付き8チャンネル独立制御型電子ボリューム「NJW1199」は低出力雑音マイナス118dBV(1.26μVrms)、歪率0.001%(入力電圧1Vrms)。AVアンプ機能の中で、最高水準の音質を要求される「ピュアダイレクトモード」に対応した回路構成を持つ。
また、入力セレクタ付き4チャンネル電子ボリューム「同1195」は、信号劣化の少ないバランス伝送(差動伝送)機能を搭載している。2チャンネル差動伝送用電子ボリュームとして使用した場合、歪率は0.0004%(入力電圧2Vrms)となり、より高い音質を実現する。
このほか、新世代コア搭載製品として、トーンコントロールと入力セレクタ付き2チャンネル電子ボリューム「同1194」を発売している。 |