080123_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月23日 |
080123_03 |
TDK |
受動部品 |
フィルタ |
自動車機器用 |
車載用電子機器のEMC/ノイズ対策に有効な樹脂ケースやコア材料を改良し使用温度領域をー40度〜+125度Cと大きく広げた業界初の車載用クランプフィルター「XCAT08V-BK」「ZCAT12V-BK」2品種
TDKは、業界初の車載用クランプフィルター「ZCAT08V―BK」と「ZCAT12V―BK」の2品種を開発、07年12月から量産を開始した。サンプル価格は300円/個。生産能力は月10万個。
近年、自動車のエレクトロニクス化による高機能化が進んできている。これに伴い、車載用電子機器のEMC・ノイズ対策がより重要となってきている。
新製品は、車両の各ECU(電子制御装置)や各ユニット間を連結するケーブルに影響を及ぼすノイズ対策に有効な部品で、円筒形のフェライトコアを縦割りにして、樹脂ケースに一体マウントしたもの。
主要構成部品のフェライト材は、同社独自の材料・プロセス技術を生かした微細構造の精密制御により、優れた磁気特性と高周波吸収特性を持つものを採用している。また、樹脂ケースやコア材料を改良し、車載用途としての条件に合わせ耐熱性と耐振動性を向上させている。特に使用温度領域を従来品のマイナス25度―85度Cと比べ、マイナス40度―125度Cへと広げている。
主な仕様は次の通り。
【ZCAT08V―BK】▽インピーダンス=120Ω(測定周波数100メガヘルツ)▽形状=長さ33×外径18ミリメートル、内径8ミリメートル。
【ZCAT12V―BK】▽インピーダンス=140Ω(同)▽形状=長さ35×外形27ミリメートル、内径12ミリメートル。
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