各種RFプラットフォームやWiMAX・WIBROなどの業界規格に準拠し従来の同軸コネクタに代わりストリップライン構造で低背・低コストを実現したRFソリューション「QSL RFコネクタシステム」

　タイコ　エレクトロニクス　アンプはこのほど、ストリップライン構造で低背・低コストを実現したＲＦソリューション「ＱＳＬ　ＲＦコネクタシステム」を販売開始した。

　 新製品は、従来の同軸コネクタに代わり、ストリップライン構造を採用する斬新なデザインでサイズダウンと低コストを実現。しかも、水平方向にケーブルを取り出せ、基板の有効活用にも貢献できる。

　 各種ＲＦプラットフォームや業界規格に準拠。ＷｉＭＡＸ、ＷＩＢＲＯ、ＷＩＭＥＤＩＡ、インテリジェントトランスポーテーション、ワイヤレスブロードキャストなど、無線関連製品が求める性能を提供し、幅広い領域で利用できる。

　 基板用ポートはシングルポートと３ポートの２種類を用意している。ケーブルアセンブリも用途に合わせた対応が可能で、アンテナモジュールと組み合わせたケーブルアセンブリも提供できる。ＲｏＨＳ指令対応。

　 製品仕様は、特性インピーダンス５０Ω。周波数レンジはＤＣ−６ギガヘルツ。ＶＳＷＲ（シングルポート）は、ＤＣ−３ギガヘルツが１.３２ｍａｘ、３−６ギガヘルツが１.４２ｍａｘ。ＶＳＷＲ（３ポート）は、ＤＣ−３ギガヘルツが１.３ｍａｘ、３−６ギガヘルツが１.４５ｍａｘ。定格電圧６０�X　ＡＣ（ＲＭＳ）。定格電流５Ａ　ｍａｘ/１ポート。使用温度範囲はマイナス４０度−プラス８５度Ｃとなっている。