080116_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月16日 |
080116_01 |
アルプス電気 |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
通信インフラ用 |
FTTH(ファイバー・ツー・ザホーム)や海底ケーブルをはじめとする光通信用途向け鉛フリーガラスを使った非球面ガラスレンズ35機種
アルプス電気は、FTTH(ファイバ・ツー・ザ・ホーム)や海底ケーブルをはじめとする光通信用途向けに、鉛フリーガラスを使った非球面ガラスレンズ35機種(鏡筒一体型27機種、レンズ8機種)を開発し、従来製品に追加ラインアップした。
4月からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は3500円(税別)。量産は8月から開始し、12月には月20万個の生産を予定している。
ガラスの原材料の一つである石英(二酸化ケイ素)は、非常に硬く加工が困難なことから通常、鉛を混ぜ軟化させて使用される。近年、様々な使用物質規定が制定されるなど、世界的に地球環境への配慮機運が高まっており、ガラス製部品も鉛フリー製品が求められている。
鉛フリーガラスは、鉛使用ガラスに比べ光の屈折率が低くなることから、新製品では従来品と同等の光学特性を達成するため、レンズの非球面部分の形状を再設計し、従来品と同等の形状・仕様・価格を実現している。
このため、新規設備への搭載だけでなく、仕様を変更しなくても、既存設備での製品置き換えも可能となっている。
なお、新製品は16日から18日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「第8回ファイバーオプティクスEXPO」に出展される。
主な仕様は次の通り。
▽対応波長=1310ナノメートル/1550ナノメートル▽レンズ材料=光学ガラス▽透過率=99.4%(最小)▽反射率=0.3%(最大)。
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