080116_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
1月16日 |
080116_02 |
EMC |
ユニット |
記憶ユニット |
一般産業用 |
為替や電子取引などハイエンドのストレージ・アプリケーションの重い負荷に耐えられるように設計された73ギガバイトと146ギガバイトのストレージ用SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)
米EMCは14日、業界初のストレージ用SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を開発したと発表した。同社のストレージソリューション、「Symmetrix DMX―4」向けの高性能、低消費電力を実現するオプションとして、08年第1四半期(1―3月)後半から発売を開始する予定。
SSDは、記憶媒体としてフラッシュメモリーを用いたドライブ装置。従来のHDD(ハード・ディスク・ドライブ)に比べ消費電力が少なく高性能だが、単価が非常に高いことが普及の妨げとなってきた。
だが、最近では多数のメモリー企業の市場参入で価格も徐々に下がっており、ハイエンドPCや携帯電話などにも採用されるようになっている。
EMCによると、同社のフラッシュドライブは1テラバイトのデータ記憶時の消費電力がHDDに比べ38%少ない。
また、1個で回転数1万5000RPMのファイバチャンネル・ディスクドライブ30個と同様の性能を提供し、1秒当たりのトランザクションにかかる消費電力を、HDDより98%削減できるという。
単層構造のフラッシュ技術と先進のコントローラを組み合わせて使用することで、超高速の読み/書き速度、高信頼性、データ整合性を実現した。
ハイエンドのストレージ・アプリケーションの重い負荷にも耐えられるよう設計されており、為替や電子取引システム、リアルタイムのデータフィード、メインフレームの処理など、大容量データを迅速処理するのに必要なアプリケーションに最適、とEMCは自信を見せている。
EMCは、3月までに「Symmetrix DMX―4」プラットフォーム向けに73ギガバイトと146ギガバイト製品の2種類を投入する。 |