071224_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月24日 |
071224_03 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
プロ向けビデオや試験・計測機器などで使われる差動ラインレシーバ・イコライザ回路向けなどに使われる広帯域の可変ゲインアンプ製品ファミリー
日本テキサス・インスツルメンツは、広帯域の可変ゲインアンプ製品ファミリー「VCA820」(価格=4.35ドル)「VCA821」(同5.20ドル)「VCA822」(同4.35ドル)および「VCA824」(同5.20ドル)を発表した。価格は100個受注時の参考単価。
新製品は、業界をリードする帯域幅、低雑音、スルーレート特性と、柔軟なアナログ入力電圧を提供する。これにより、低い高調波歪みで信号の忠実度を向上すると同時に、膨大な量のデータを高速に処理できる。
VCA821と同824の帯域幅は、10V/Vのゲイン時に420メガヘルツと業界最高で、既存の同種の製品と比較して300%を超える。また、スルーレートも2500V/マイクロ秒と業界最高で、既存の同種の製品と比較して40%も高速だ。VCA820と同822は、150メガヘルツの帯域幅と1700V/マイクロ秒のスルーレートといった高い性能を提供する。
このファミリーは、2個の外付け抵抗により最高ゲインを0デシベル(1V/V)から40デシベル(100V/V)の範囲で任意に設定できる。その上で、外部から供給されるゲイン制御電圧により、ゲインを40デシベルの範囲を超えて動的に変化させることが可能だ。
主な用途はプロ向けビデオ、試験・計測機器、軍用、通信、医療などの各市場で使われる差動ラインレシーバ、イコライザ、パルスの波形整形、連続可変ゲイン、アッテネーション回路などとなっている。
パッケージは、14ピンおよび10ピンSOIC。評価モジュールも供給中。
|