電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月24日071224_02 富士通・三菱電機 半導体集積回路 汎用リニアIC 移動体通信機器用

NTTドコモの販売する3G携帯電話向け電源とオーディオ機能をワンチップ化しパッケージサイズ7.6角x0.8ミリとしチップ面積を従来比約2割削減したLSI「MB39C311]


 富士通は、NTTドコモの販売する3G携帯電話向けに、電源とオーディオ機能を一体化したLSI「MB39C311」を三菱電機と共同で開発、10月から三菱電機、シャープおよび自社の携帯電話向けにサンプル出荷を開始している。量産は08年2月から開始の予定。

  新製品は、電源回路とオーディオ回路をワンチップ化することにより、パッケージサイズを7.6ミリメートル角×0.8ミリメートルとし、チップ面積を従来比で約2割削減した。これにより、携帯電話の小型、薄型化に貢献する。

  オーディオ回路は、音楽再生時のオーディオLSIそのものの消費電流を現行の3G携帯向けLSIに比較して半減している。

  また、オーディオ機能以外にも充電機能、時計・カレンダー機能、パワーオン/オフに関するキー入力処理、バイブレータなどの制御回路、各種のコネクタ接続インターフェイスなどの機能も組み込んでいる。

  さらに、GSM/GPRS方式で要求される高い安定性を確保する電源を内蔵しているため、W−CDMA、GSM/GPRS両方式に電源を供給することができる。待ち受け時の電源LSIの消費電流も、現行の3G携帯電話向け電源LSIと比較して15%削減している。

  パッケージは、0.4ミリピッチ309ピンWL−CSPで供給される。


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