071218_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月18日 |
071218_03 |
信越化学 |
電子材料 |
電子材料 |
一般民生用 |
生産性の向上やコストダウンのニーズに対応し同社比で従来の約5分の1の速さで加硫(硬化)する高速加硫成形用シリコーンゴム2種類
信越化学工業は、従来の約5分の1の速さ(同社比)で加硫(硬化)する高速加硫型成形用シリコーンゴムを開発、販売開始した。
発売したのは、ゴム硬度40度の「KE―594」と同70度の「KE―597」の2種類。両製品をブレンドして使用することにより、必要な硬度の製品を得ることができる。
特徴としては(1)時間当たりの形成個数を増やすことができるため、金型面数、成形機、人員などのコスト低減や省エネルギー化につながる(2)金型の取り数が少なくなることにより、成形品の寸法精度の向上や不良品の低減につながる(3)加硫剤が添加済みで、前工程が不要(4)米国の食品医薬品局(FDA=フード・アンド・ドラッグ・アドミニストレーション)にも準拠し、食品関連の用途にも安心して使用できる――などとなっている。
シリコーンゴムは、電気・電子、事務機、自動車など、あらゆる産業分野で使用される。近年、ゴムメーカーでは、用途により生産性の向上やコストダウンが厳しく求められるケースが多くなってきている。新製品は、こうしたニーズに対応して開発した。 |