ポータブルコンシューマ機器向けアプリケーションでバッテリ動作時間の延長および性能の拡張を提供する新型ステレオ・オーディオ・コーデック3品種

　日本テキサス・インスツルメンツは、ポータブルのコンシューマ向けアプリケーションでバッテリ動作時間の延長および性能の拡張を提供する新型ステレオ・オーディオ・コーデック「ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３４」（価格６.００ドル）、「ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３３」（同３.９５ドル）、「ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３１０６」（同３・８５ドル）の３製品を発表した。価格は、１千個受注時の参考単価。

　 新製品は、デジタル方式またはアナログ方式のマイクロホンと直接インターフェイスが可能な、業界初のＩ²Ｓ搭載コーデック。

　 ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３４は４チャンネル内蔵、ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３３、ＴＬＶ３２０ＡＩＣ３１０６は２チャンネル内蔵で、デジタル・マイクロホンからのデジタル・ビット・ストリームおよび従来のアナログ・マイクロホンからの差動またはシングルエンド入力信号を接続できる。

　 Ａｋｕｓｔｉｃａをはじめとする各社が供給中のデジタル・マイクロホンとこれらのコーデック製品を組み合わせることで、優れた品質のオーディオ・ソリューションを提供できる。デジタル・マイクロホンは、アナログ信号に比較して雑音の影響を受けにくいデジタル・オーディオ信号を発生する機能を持っていることから、多くのオーディオ・アプリケーションに採用されるようになっている。