パソコン向け多値技術対応の大容量NAND型フラッシュメモリーを搭載した業界最大級の128ギガバイトソリッド・ステート・ドライブ

　東芝は、パソコン向けに多値技術対応の大容量ＮＡＮＤ型フラッシュメモリー（多値ＮＡＮＤ）を搭載した業界最大級の１２８ギガバイトＳＳＤ（ソリッド・ステート・ドライブ）を製品化し、０８年２月からサンプル出荷、３月に量産を開始する予定だ。

　 これに先立ち、来年１月に米国で開催される世界最大の家電見本市ＣＥＳに新製品を展示する。

　 新製品は、ＤＲＡＭキャッシュと連携した高速・並列データ転送や書き込み領域の平準化など、多値技術に対応した独自開発のコントローラを搭載し、従来のＳＳＤと同等の読み出し秒速１００メガバイト、書き込み４０メガバイトの処理速度と１００万時間の長寿命を実現している。

　 製品ラインアップは、３ミリメートル厚の小型基板で提供するモジュール品と、基板をケースに収めた完成品の２タイプを用意しており、それぞれ３２、６４、１２８ギガバイト品をそろえている。

　 パソコンとのインターフェイスは、高速のシリアルＡＴＡ−２を採用している。