071207_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月7日 |
071207_05 |
サムスン電子 |
半導体集積回路 |
メモリー |
デジタル情報家電用 |
高性能グラフィックカードや次世代ゲーム機など向けデータレート毎秒6ギガビットという世界最速の512メガビットのGDDR5メモリー
【ソウル支局】韓国のサムスン電子は、データレート毎秒6ギガビット(Gbps)という世界最速のGDDR5メモリーを開発したと発表した。
GDDRは、グラフィックスデータを超高速で処理するDRAM。サムスンが今回発表したGDDR5は、容量512メガビットの製品で、既存のグラフィック用DRAMに比べデータ速度が2倍。DVD品質の映画16編に相当する24ギガバイトのデータを、1秒間で処理できる。
動作電圧は1・5Vで、最も普及しているGDDR3に比べ消費電力も約20%少ない。
高性能グラフィックカードや次世代映像処理機器、次世代ゲーム機用として最適のメモリー製品、とサムスンは自信を見せている。新GDDR5は既に、主要グラフィックプロセッサメーカー向けにサンプル出荷されており、量産は08年上半期の予定だ。
市場調査会社、米マーキュリー・リサーチによると、世界のGDDR市場規模は、07年の29億ドルから11年には37億ドルに拡大する見込み。サムスンは、GDDR5は10年には高性能PC用グラフィックス市場の50%以上を占め、業界のデファクトスタンダードになると期待している。
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