071207_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月7日 |
071207_04 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
ハイエンドの通信システムなど数kW出力の高電力電源システムをターゲットにした業界初のインターリーブ動作のワンチップPFC(力率補正)コントローラIC
日本テキサス・インスツルメンツは、数kW出力の高電力電源システム向けに、業界初のインターリーブ動作のワンチップPFC(力率補正)コントローラIC「UCC28070」を発表した。
現在、サンプル出荷中で、量産は08年1月から開始する予定。価格は2.45ドル(100個受注時の参考単価)。
新製品は、2フェーズの平均電流モードのコントローラで、電源デザインの簡素化、システムの信頼性の向上、それにエネルギー効率の改善に役立つ0.9を超える力率を実現する。
また、連続導通モードを使用しており、高い効率および力率への要求条件が必要なアプリケーションで、既存のデバイスよりも改善された乗算器を実装しているアンプなどの精度の向上、高速レスポンス、他の機能の追加など、ほかには例のない機能を提供する。
最近は既存のPFCよりも、インターリーブPFC方式がシステムコストの低減に寄与することが多くのシステムで実証されている。
このICは、ハイエンドの通信システムから冷蔵庫や大型家電品に組み込みのモーター駆動回路、HID(高輝度放電ランプ)の安定回路など、比較的大出力のPFCシステムをターゲットにしている。
パッケージは、20ピンのTSSOPで供給される。
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