071128_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月28日 |
071128_03 |
ハイニックス |
半導体集積回路 |
メモリー |
パソコン・OA機器・LAN用 |
米インテルMPUとの互換性・技術的信頼性が認証された回路線幅54ナノメートルの微細加工技術による1ギガビットDDR2 DRAM
【ソウル支局】韓国のハイニックス・セミコンダクターは26日、08年下半期から回路線幅54ナノメートル(ナノは10億分の1)の微細加工技術による1ギガビットDDR2 DRAMの量産を開始すると発表した。
同社はこの直前に、50ナノメートル技術で生産した同社の1ギガビットDDR2 DRAMが米インテルのMPUとの互換性、技術的信頼性が認証されたと発表したばかり。50ナノメートルクラスのDRAM製品でインテルから認証を受けた例は、7月のサムスン電子に次いで、2例目。
より微細の設計ルールの使用により、メーカーは半導体の性能を向上させるとともに、低消費電力を実現、生産性の向上を図れる。
例えば、ハイニックスは50ナノメートル技術によって70ナノメートル、80ナノメートル技術を使用する競合企業に比べ、シリコンウエハー1枚当たりの1ギガビットのDDRM2 DRAMの生産量を倍増させることに成功した。生産性が向上することで、コストもライバル企業より低く抑えることが可能になるという。
米調査会社、アイサプライによると、DRAM市場に占める1ギガビットチップの割合は07年はわずか7%だが、08年は30%に拡大する見込みだ。 |