071128_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月28日 |
071128_01 |
アルプス電気 |
接続部品 |
スイッチ・リレー・ヒューズ |
デジタル情報家電用 |
携帯電話や携帯情報端末など小型携帯機器向け8接点+センタープッシュ付きの多機能操作デバイス・スライド操作タイプスティックスイッチ「SSAFシリーズ」
アルプス電気は27日、携帯電話や携帯情報端末などの小型携帯機器向けに、多機能操作デバイス・スライド操作タイプスティックスイッチ「SSAFシリーズ」(8接点プラスセンタープッシュ付き)を開発、12月から月産30万個の量産を開始すると発表した。サンプル価格は500円(税込み)。生産はコンポーネント事業部古川工場(宮城県大崎市)で行う。
新製品は、スライド操作タイプの八つの接点を持つスイッチ機能と、中央部にプッシュスイッチ機能を組み合わせた多機能操作デバイス。操作部を様々な方向にスライドさせて操作する同社独自の構造により、可動接点が八つの固定接点のいずれかと導通もしくは切断となることで、操作部の移動方向を割り出す機構となっている。携帯電話のモニター内のカーソルポインタを自在に操作できる。
入力方向の読み取りは、接点のオン/オフ切り替えで行うため、専用のICやソフトウエアが不要で、セットの入力機構設計の容易化や部品・設計費低減に貢献する。
従来の多方向入力デバイスは操作部を傾倒して操作するものが主流だが、新製品は、操作部をスライドさせる構造としたことで、多方向を検出する多機能操作デバイスでは業界最薄レベルの薄型化(操作部を含めない本体高さ1.4ミリメートル、操作部を含む高さ3.0ミリメートル)を実現、携帯機器の薄型化に対応する。操作部をラバーで覆い、滑らかな操作フィーリングを実現している。外形サイズは10.85×10.85×3.00ミリメートル。最大定格20mA 5V DC。動作寿命50万回。 |