071123_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月23日 |
071123_01 |
日立ディスプレイズ |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
パソコン・OA機器・LAN用 |
自動車のインストルメントパネル向け高コントラスト化により視認性を高めた対角9センチ(3.5型)TFT液晶モジュール
日立ディスプレイズは、自動車のインストルメントパネル向けに、高コントラスト化により視認性を高めた、対角9センチ(3.5型)のTFT液晶モジュールを開発し、サンプル出荷を開始した。
自動車のインパネには、速度計・トルクメーターのほかに右折・左折、ガソリン補給・半ドアの警告をはじめ補助表示が多数必要で、液晶表示が注目されている。自動車用液晶には、高い信頼性に加え、戸外の明るい環境下や夜間における視認性、低温時の動作性といった機能の向上や低消費電力化などが求められている。
この製品は、新たに開発した車載用液晶材料を採用し、液晶駆動電圧の最適化により800対1の高コントラストを実現。高い視認性を確保しながら高透過率TFT画素構造の適用により、従来比15%削減の低消費電力を達成している。バックライトにLEDを採用するなど、水銀レス化による環境対策にも配慮した。
同社は06年に9.2型IPS液晶、07年に12.3型インパネ向けを開発。ラインアップに同製品を加え、ユーザーの多様なニーズに対応して事業拡大を図る。 |