071113_06
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月13日 |
071113_06 |
サムスンSDI |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
デジタル情報家電用 |
輝度自己調整機能を特性するAMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)用の1600万色表示モバイル・ディスプレイドライバーIC(DDI)
【ソウル支局】韓国のサムスンSDIはこのほど、AMOLED(アクティブマトリクス式有機EL)用の1600万(16M)色表示モバイル・ディスプレイドライバーIC(DDI)の量産を開始したと発表した。
AMOLEDは、有機材料で作られた2つの薄膜トランジスタ(TFT)間を流れる電流によって自己発光するもので、バックライトシステムがいらないため、ほかのディスプレイより軽量、薄型化を図れる。スポーツなどの高速動作もゴーストの影響を受けず自然な映像表現が可能で、映像アプリケーションに最適のディスプレイ。現在は、携帯電話やハンドヘルド機器に多く使用されている。
DDIはSOC(システムオンチップ)の一種で、ガラス基板上に形成されたTFTアレイを駆動、様々な電圧に適応し、0と1で書かれた画像を表現する役目を担う。
サムスンSDIの1600万色DDIは、光を必要とする部分だけを照射する輝度自己調整機能を特性としており、低消費電力とバッテリ寿命の大幅拡大を実現。読み込み専用記憶媒体(ROM)は別に組み込まれ、これがより生き生きとした画像を再生するための赤、青、緑(RBG)ガンマ補正を可能にしている。
qVGA(320×240ピクセル)解像度、1600万色表示対応の新DDIは現在、サムスンSDIのAMOLEDパネルに組込まれ出荷中だ。 |