071113_07
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月13日 |
071113_07 |
インテル |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
高誘電率(High-k)絶縁膜とハフニウム金属ゲート電極という新素材をトランジスタに採用し回路線幅45ナノの加工技術で製造したプロセッサ16品種
米インテルは11日、高誘電率(High―k)絶縁膜とハフニウム金属ゲート電極という新素材をトランジスタに採用、回路線幅45ナノメートルの加工技術により製造したプロセッサの新製品を16種発表した。このうちの一つが高品位デスクトップPC用プロセッサ「コア2エクストリームQX9650」。15種類がサーバー用「Xeon(ジーオン)5400」シリーズ製品となる。
インテルの共同設立者、ゴードン・ムーア氏が「40年のトランジスタ開発において最大の技術革新」と評する45ナノメートルプロセッサは、高性能、低消費電力を実現するとともに、鉛フリーで環境にも優しい製品。インテルは08年にはハロゲン材料を排除した製品も提供する計画だ。
先進の45ナノメートル微細加工技術の採用で、1個のプロセッサに搭載されるトランジスタの数は、前世代の65ナノメートルプロセッサの約2倍に増大。クアッドコアプロセッサなら、最大8億2千万個のトランジスタを搭載するという。また、チップサイズも前世代製品より25%小型化を実現した。
デスクトップ用「コア2エクトリームQX9650」は、大容量2次キャッシュを搭載し、デスクトップ性能を非常に高い水準にまで引き上げるメディア命令セット「SSE4」をサポート。11日から出荷を開始しており、1000個ロット時の単価は999ドル。
「ジーオン5400」シリーズのプロセッサは、デュアルコア製品が3種、クアッドコア製品が12種。デュアルコアは動作周波数最大3.4ギガヘルツ、FSB(フロント・サイド・バス)周波数最大1600メガヘルツ、キャッシュサイズは最大6メガバイト。クアッドコアの動作周波数は2―3.2ギガヘルツ、FSB周波数最大1600メガヘルツ、キャッシュサイズ12メガバイト。価格はモデル、動作周波数、機能に応じ1000個ロット時177―1279ドルで提供する。
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