071113_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月13日 |
071113_05 |
OKI |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
指紋認証アルゴリズムをハードウエア化したIPを搭載して低コスト指紋認証にも対応可能な指紋認証エンジンLSI
OKI(沖電気工業)は12日、指紋認証IPを搭載した指紋認証エンジンLSI「ML67Q5250」のサンプル出荷を開始した。量産出荷は08年4月から。生産は月20万個を予定している。
同社では、指紋認証に必要な高性能CPUや大きなメモリー容量を搭載していないアプリケーションでも、指紋認証を容易に低コストで行うため、指紋認証アルゴリズムをハードウエア化したIPを開発し、このLSIに搭載した。
指紋認証アルゴリズムには、多数の実績を持つスウェーデンのPrecise BiometricsのDFT方式を採用している。
新製品は32メガヘルツクロックで、指紋画像取り込みから認証までを0.8秒以内で実行できる。また、フラッシュRAMを内蔵、外付けメモリー不要で、最大15指まで指紋データを登録できる。
さらに、指紋センサーのトップベンダーの一つである米国のAuthenTec製のスライド・センサーを接続するだけで精度の高い指紋認証システムが実現でき、各社のタッチセンサーにも対応している。ソフトウエア開発キットの出荷は12月から開始する。 |