071109_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月9日 |
071109_01 |
松下電器 |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
高画質化技術と低消費電力技術を搭載し、多機能化を1チップで実現できる携帯電話用UniPhierシステムLSI
松下電器は、デジタル家電統合プラットフォーム「UniPhier(ユニフィエ)」のアーキテクチャに高画質化技術と低消費電力技術を搭載した携帯電話用UniPhierシステムLSI「UniPhier4M」(品番MN2CS0036)を開発し、12月からサンプル出荷を開始する。携帯電話機器の高画質ワンセグ視聴、高性能3Dグラフィックス描画、長時間音楽再生、PC動画再生、GPS、WVGA液晶対応などの多機能化を1チップで実現できる。
ローパワー65ナノメートルプロセスを採用し、約1億9千万トランジスタを集積。パッケージは、675ピンPoP対応PCSPを用いた。
CPUに32ビットARMコア(動作周波数300メガヘルツ)を使用。命令並列プロセッサ×2(同200メガヘルツ)のメディアプロセッサ「UniPhier」、2D/3Dグラフィックスエンジン「UniPhier ReCS」、表示エンジン「UniPhier Frago」を搭載する。
ビデオデコード、ビデオエンコード、ワンセグ用トランスポートストリームデコーダも備えており、最適バス構成、広帯域メモリー制御により高速、高性能なメディア処理、2D/3Dグラフィックス処理、色補正・エッジ強調・記憶色補正などの高画質化処理を可能にした。
最大同時発音数128和音以上の3D音響処理エンジン搭載により、3D音響・低音強調などの高音質化処理も実現した。SDカード、シリアル、IC、USB、TV出力の各I/F、汎用ポート、キースキャン、カメラ入力、LCD出力、IrDAなどの周辺機能も備えた。
電源、動作周波数の制御、全機能ブロックに対する緻密(ちみつ)な動作制御、システム低消費電力設計などの電力抑制機構によって電源電圧1.8V(I/O)、1.2V(内部)に抑え、低消費電力化している。
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