071030_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月30日 |
071030_01 |
ローム |
半導体素子 |
半導体センサー |
デジタル情報家電用 |
PCやデジタル家電向け実装面積をサーミスタ系温度センサーの1/2から1/3に削減でき基板に取り付けるだけで検出可能な業界初の温度切替え機能つきサーモスタット出力温度センサーIC
ロームは、業界初の温度切り替え機能付きサーモスタット出力ICを開発し、今月からサンプル出荷を開始。
PCやデジタル家電製品をはじめとする電気製品の電気回路内で温度を検出する電子式サーモスタット出力温度センサーIC。従来のサーミスタ系温度センサーで必要なコンパレータICやリファレンスICなどの機能を内蔵し、サーミスタ系温度センサーに比べ実装面積を2分の1から3分の1に削減できる。12月から量産を開始する。
温度切り替え機能付きサーモスタット出力ICは、温度検出素子、コンパレータIC、定電流回路、高精度リファレンス電圧源を1チップ化。煩わしい回路設計なしに基板に付けるだけでセット筐体内の温度をプラスマイナス4度Cの精度で検出できる。検出温度ヒステリシス標準10度C、低消費電流標準16マイクロA。
出力形式はオープンドレインのアクティブLow動作。検出温度(マイナス20度―プラス120度Cで10度Cごと)中心にマイナス5度C、プラス5度Cの2段階切り替え(15品種)の「BDEシリーズ」と、検出温度(マイナス20度―プラス120度Cで20度Cごと)中心にマイナス10度―プラス10度Cの2.5度C刻みで8段階切り替え(8品種)の「BDFシリーズ」の2シリーズを取りそろえた。
パッケージはBDEシリーズが5ピンSSOP、BDFシリーズが6ピンSSOP。
10月からBDEシリーズは90度Cと120度C検出タイプを、BDFシリーズは100度C検出タイプをそれぞれサンプル出荷。サンプル価格はBDEシリーズが400円、BDFシリーズが500円。12月に月産能力100万個で量産に入る。前工程はローム浜松、後工程はローム エレクトロニクス フィリピンズで行う。
今後、出力形式オープンドレイン・アクティブHigh動作とCMOS動作のシリーズをラインアップする予定。 |