070920_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月20日 |
070920_04 |
TDK |
ユニット |
その他 |
通信インフラ用 |
WiMAX基地局向けにくり抜いた樹脂基板に本体を埋め込む新構造を採用したSMDタイプのサーキュレータ
TDKは19日、WiMAX基地局向けに新構造を採用したSMDタイプのサーキュレータを開発、10月から中国の工場で量産を開始すると発表した。当初の生産能力は月間1万個。
従来はドロップインタイプが主流だったが、新製品はくり抜いた樹脂基板に本体を埋め込む新しいSMDタイプ。基板接合のハンダ付けで表面実装、リフローハンダが可能になり、実装作業の効率化が図れる。また、金属ケースのサーキュレータ本体部分が基地局側実装基板に直接接合するため、サーキュレータから生じる熱が効率良く拡散し、高信頼性を確保した。
さらに、基板上での設置位置もフレキシブルなパターン配置が可能だ。
小型、ハイパワーで、挿入損失が小さく優れたアイソレーション特性を有している。
WiMAXは次世代通信技術として普及が期待されている。サーキュレータは3端子の高周波部品で、それぞれの端子に進入してきた信号を隣に誘導して循環させる回路素子。移動体通信の基地局では送信・受信の信号を整流させるために必要とされるもの。新製品はWiMAXで使用される周波数(2.5ギガヘルツ、3.5ギガヘルツ)および広帯域化(200メガヘルツ)に対応するもの。
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