スタンドアロンで動作し警告音や音声ガイダンスなど短時間の音声再生を行うのに最適な音声合成LSI

　ＯＫＩ（沖電気工業）は１９日、警告音や音声ガイダンスなどの短時間の音声再生を行うのに最適な音声合成ＬＳＩ「ＭＬ２２３００シリーズ」のサンプル出荷を開始した。量産出荷は１０月から。

　 新製品は、入力端子への立ち上がり、または立ち下がり信号をトリガーとするイベント入力方式により、あらかじめ登録された音声データ最大６３パターンを再生できる。

　 また、スタンドアロンで動作するため、既存システムに接続するだけで簡単に音声再生機能を付加でき、マイコンが搭載されていないアプリケーションでも使用できる。

　 マスクＲＯＭ搭載のＭＬ２２３１０とフラッシュメモリーを搭載したＭＬ２２Ｑ３１０の２品種をラインアップしている。ＭＬ２２Ｑ３１０は、音声データの書き換えが行えるため、頻繁に音声データの修正や変更をしても、実機で音声の評価ができる。

　 オンボードでの書き込みに対応しているため、少量多品種の用途にも最適である。