電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月20日070920_01 ローム 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

デジタルTVやマルチメディアモニター向けHDMIの最新規格ver.1.3aに対応しイコライザ/DDCバッファの両機能を内蔵したHDMIバッファIC


 ロームは、デジタルTV、マルチメディアモニター向けにHDMIの最新規格ver.1.3aに対応したHDMIバッファICを開発した。フルハイビジョン(フルHD)のデジタル機器が増え、HD映像、音声、制御信号の送受信が可能なHDMI伝送のためのデジタルTVやマルチメディアモニターにHDMI端子を複数個装備する動きに対応した。イコライザ、DDCバッファの両機能を持ち、高信頼性デジタル通信を実現できる。今月からサンプル出荷を開始し、11月に月産10万個で量産に入る。

  開発したHDMIバッファICは「BU16014KV」。独自のRF回路技術とCMOSプロセスの最適パターンレイアウトで、劣化した入力波形を整形し、出力するイコライザ機能をはじめ、高速差動ドライバー機能、表示のための信号処理をいったん保持するDDCバッファ機能を内蔵した。

  これらにより、HDMIver.1.3a準拠の2.25ギガbps高速伝送、業界最長の20メートルのロングケーブル、1080pフルHD、RGB12ビット色深度に対応。

  業界最高の10kVを超えるESD(HBM)耐量を可能にした。

  パッケージは実装しやすい48ピンVQFP(9×9×1.4ミリ)を採用した。

  サンプル価格400円/個。生産は前工程をローム本社、後工程をローム福岡で行う。

  同社では安定で信頼性の高いデジタル伝送を実現する高性能HDMIスイッチICのシリーズ展開を図り、ラインアップを強化している。

  11月に量産を開始する3入力切り替えHDMIスイッチIC「BU16008KV」と合わせて、HDMI規格準拠のデジタル映像/音声伝送ニーズに応えていく。


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