無線LANやWiMAXなどの無線通信の高精度基準クロック用途向け2.5x2x0.8ミリサイズで出力周波数は4.75-48MHzをカバーする高精度水晶発振器

　エプソントヨコムは１０月から２.５×２×０.８ミリメートルサイズで、周波数許容偏差がプラスマイナス１５×^-６１０（マイナス４０−プラス８５度Ｃ）という高精度化を実現した水晶発振器「ＳＧ−２１１Ｓ＊Ｃシリーズ」の量産を開始する。サンプル価格は７００円。

　 新製品は無線ＬＡＮ、ＷｉＭＡＸなどの無線通信の高精度基準クロック用途に開発したもの。出力周波数は４.７５−４８メガヘルツをカバーする。

　 ＴＣＸＯの温度補償技術を応用することによって、電源変動、負荷変動、エージングをすべて加味した条件で周波数許容偏差の高精度化を実現したもの。同製品を用いることで、回路設計の簡素化、回路評価の時間短縮が可能となる。

　 電源電圧は２.５Ｖと３.３Ｖの２種を用意。高さを０.８ミリメートルまで低背化することで、各種モジュールなどの組込みを容易にした。