070907_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月7日 |
070907_04 |
IBM |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
パソコン・OA機器・LAN用 |
インテルのクアッドコア・プロセッサを搭載し簡単に仮想システムの構築が可能なx86サーバー市場向け第4世代チップセット
【ニューヨーク支局】米IBMはこのほど、x86サーバー市場向けの第4世代チップセット「X4」を発表した。
米インテルのクアッドコア・プロセッサを搭載したチップセットで、IBMの、ハイエンドIAサーバー新製品「システムx3950 M2」に採用される。
「X4」は、組込みハイパーバイザー方式によりハードウエアに仮想化アシスト機能を統合している。このため「X4」採用サーバーでは、仮想化ソフトウエアの設定やインストールをすることなく簡単に仮想システムが構築可能。内蔵USBインターフェイスを利用すれば、4ギガバイトのUSBフラッシュ・ストレージ機器に、組込み仮想化ソフトをあらかじめ入れておくことができる。
メモリースロット数は前世代システムに比べ2倍で、1台のシャーシに搭載できるメモリー容量は4倍。このため、より多くの仮想化負荷を処理できるようになった。
IBMは1997年からこれまで、3つの「Xアーキテクチャ」チップセットを開発、リリースしてきた。05年に発表された前世代の「X3」は、サーバー統合や企業向けアプリケーションソフト向けに最適化されていた。仮想化機能を搭載した「X4」は性能、可用性、処理効率が大幅に向上している、とIBMは自信を見せている。 |