独自のマイクロギャップ方式を採用した車載機器の静電気（ESD)対策用小型・高性能のサージアブソーバ

　三菱マテリアルはこのほど、車載の静電気（ＥＳＤ）対策用として小型、高性能のサージアブソーバ「ＣＳＺ３０―２０１Ｎ」を開発し、販売を開始した。

　新製品は同社が独自に長年培ってきたマイクロギャップ方式を採用したもので、優れたサージ応答性と１ｐＦ以下という低静電容量を実現している。そのために高周波回路上での使用が可能。

　３.２×１.６ミリメートルサイズと小型でありながら、車載ＥＳＤ規格であるＩＳＯ１０６０５規格ｎ十分対応できる静電気サージ耐量を有している。

　また、自動車での過酷な使用環境に耐えられるように、使用温度範囲はマイナス４０―プラス１２５度Ｃの仕様となっている。

　さらに信頼性の面でも１００ＭΩ以上の高い絶縁抵抗特性を確保している。

　ＲｏＨＳ指令の対応。フロー、リフローの実装形態に対応する。